なぜ人は正しさを証明したくなるのか?人間関係が苦しくなる心理とは

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それ違う!私は間違っていない!と言いたくなる時

どうして私たちは
自分の正しさを証明したくなるのか?

今日の配信のテーマですが
今日はなかなかのボリュームになるかもです(笑)

こんなことないですか?

子どもに何度も同じことを言っちゃう!!
「だから言ったじゃない!!」
そんな言葉がつい口から出てしまう・・

SNSで誰かの投稿を見て
それ違うと思う!
いやいや~その考え方は危ないんじゃない?
思わずツッコミ反論したくなること。

人と話し合いをしたあとも
「あの時こう言えばよかったかも」
「やっぱり私の方が正しいと思っちゃう」
頭の中で何度も会話を繰り返してしまう・・

職場で新しいやり方を提案され
いえいえ!
私は今まではこうしてきたから!

つい説明したくなる。
つい言いたくなる!
なんてこと。

いろいろな場で経験された方は多いと思います。

私たち
間違えたくないから反論するのじゃなく
今まで信じてきた自分が間違っていたかもしれない・・

そう感じることに怖い、不安になる。
ということが奥に隠されていたりします。

だから
新しい考えに出会うとき
そんな考えもあるんだーー

素直に受け取れず
いや、それは違う!!
なんて反発したくなることがあるということですね。

相手を説得したくなっちゃったり
自分の考えを何とか理解してもらおうと
説明を重ねたり。

本当に守ろうとしているのって
その意見じゃないわけです。

これまで積み重ねてきた経験
信じてきた大切な価値観
頑張ってきた時間

これまでの自分そのもの!
それが揺るぎそうになる反応とも言えます。

人は簡単に考えを変えられないのは
こういうことが考えられますね。

守ろうとしているのは「意見」ではなく「これまでの自分」

じゃあ
どうしてこういうことになるんでしょう?

①意見が自分の一部になっているから

たとえば子育て。
子どもには厳しさも必要!
そう信じてきた人がいたとしましょうか。

単なる教育方針ではなく

・自分もそう育てられた
・子どものためを思って続けてきた
・苦しくても、これが親の役目だと頑張ってきた
・その方法で子どもを守ってきたつもりだった


何年もの経験と結びついています。

そんななかで
【厳しく言うのは子どもは心を閉ざします!!】
という情報が入ってくる。

そうすると
頭では新しい知識を聞いているだけでも
心の中でざわつきが出てきます。

私が今までしてきたことは間違いだったの?
子どもを傷つけてきたということ?
良い親であろうとしてきた私は何だったの?

そんな痛みに変わることがあります。

その痛みを
そのまま受け止めるのって苦しい。。。
そう自分が痛むんです。

だから。。

でも、甘やかすのも違うでしょ?
そんなきれいごとでは子育てできないって。
うちはその方法でうまくいった!

まず反論したくもなるのです。

守っているのは
厳しさという意見だけじゃなくって
子どものために一生懸命やってきた自分なのですよね。

※タッチケアでは
そんな奥にある
自分の相手の本心・願いに気づく

または痛みを抱えているところに
寄り添っていくことなのです。

② 心の中に矛盾が生まれるから

私たちは
自分が信じてきたことと
違う情報に出会うと
心がザワザワすることがあります。

私は子どものためを思って
大切に関わってきた!

でも・・

もしかしたら
その関わり方が
子どもを苦しめていたのかもしれない・・

そんな二つの思いが
心の中に同時にあると
とても苦しくなります。

人はこの不快感を
小さくしようとします。

その方法の一つが
新しい情報を退けることです。

その苦しさから自分を守るために

その意見は当てにならない!
その育児論は極端だ!
うちの子には当てはまらないし。

そんなふうに思いたくなることがあります。

私は間違っていなかった!
そんな安心を保てます。

先に
自分を守りたい!
こうであってほしい !
という願いや利害関係があって

その結論に合う理由とか証拠を
後から探すことが心理学でもあります。

③間違いを自分の価値と結びつけてしまうから

私の考えが一部違っていた
ことと、
私はダメな人間だ
ということは別です。

でも
真面目で責任感が強い人ほど
この二つがくっつきやすいことがあるんです。

・失敗してはいけない
・ちゃんとしていなければならない
・人に迷惑をかけてはいけない
・良い親、良い支援者でありたい
・正しい判断ができる人でいたい

そんな思いが強いと
考えを修正することが
単なる学び直しじゃなく

自分の未熟さを認めること
信用を失うこと
これまでの自分を否定すること
みたいに感じられてしまうのです。

だから。

人の意見を受け入れるよりも
自分の正しさを証明する方へ力が向かいます。

相手の話を理解するためじゃなく
私は間違っていないと確認するため!
に聞く状態です。

④ 過去にかけた時間や努力を無駄にしたくないから

長く信じてきたことほど
私たち手放しにくいですよね。

・何年も学んできた方法
・長年続けてきた子育て
・家族のために我慢してきた生き方
・専門職として実践してきた支援
・お金や時間をかけて取得した資格

こうしたものに
疑問を突きつけられると
今までの努力は何だったの?
みたいな喪失感が生まれます。

新しい考えを受け入れることは
情報を書き換えるだけではありません。

これまで信じてきたものとの別れ
過去の自分への悲しみを
伴うことだってあるのです。

正しいか間違いかの問題でなく
これまでの自分を無駄にしたくない
そんな気持ちが
動いている場合があったりします。

⑤ 不安や疲れが強いと、考えを広げる余裕がなくなるから

心身に余裕があるときって
そういう考えもあるのか!
そういうのも取り入れてみようかな。

余力をもてるのですね。

・疲れている
・不安が強い
・自信を失っている
・責められていると感じる

そんなストレス高めの状態では
自分を守る反応が先に出やすくなります。

受け入れることって
心の余裕が必要です。

安心できない状態では
内容を検討する前に

否定された
攻撃された
負けてはいけない
みたいな受け取り方になりやすいのです。

そうなると
反発する、言い返す、話を遮る
相手の欠点を探す、都合の悪い情報を無視する。

そんな反応が起こったりします。

まずは自分をいい状態に

まずは自分を癒し、満たし、大切にする。

それをタッチケアの軸として
常々お伝えするのは

相手を
【受け入れる】前に
自分が
受け入れられない状態になるので
いい関わり、関係構築ができにくいということにつながるのです。

心の中ではこんなことが起きています

心の中では
こんな流れが起きているんですね。

①新しい意見に出会う

②自分の考えと食い違う

③「今までの私は間違っていたの?」と不安になる

④恥、罪悪感、後悔、喪失感が出そうになる

⑤その痛みから自分を守りたい

⑥相手を否定する

⑦自分の正しさを証明する情報を探す

⑧一時的に安心する

表面に見えるのって
「怒り」や「反発」でも

その奥には

・傷つきたくない
・自分を否定されたくない
・努力を無駄にしたくない
・大切な人を傷つけたと思いたくない
・自分は信頼できる人間だと思っていたい
・これまでの自分を守りたい

そんな気持ちがあるのですね。

「正しさ」にこだわるほど、人間関係は苦しくなる

正しさは
一時的には自分を守ってくれるかもですが
長い目で見ると
苦しくなったりします。

① 人の話が入ってこなくなる

でも、、だって、、
いや、それは…。
頭の中で反論しながら聞いてるから
本当に相手が伝えたいことが聞こえなくなります。

② 人間関係が苦しくなる

相手は
わかってもらえない!と感じ
こっちは
理解してほしい!!と思ってます。

お互いが
正しさを証明しようとすれば
会話は理解ではなくって
勝ち負けになってしまうんですよね・・

③ 間違えることが怖くなる

私は正しいが強いと
失敗が怖くなります。

挑戦できない
質問できない
謝れない

結果
自分で自分を縛ってしまいます。

④ 自分を責め続ける

私は正しいと思い続ける方ほど
間違いに気付いた時

今度は
なんであんなことしたんだろう?
私はダメだ・・
極端に振れて自分を責めちゃいます。

本当は
その時の自分はその時の精一杯だった
だけかもしれないのに・・

⑤ 「今」が見えなくなる

過去の自分を守ることに一生懸命になれば


今、目の前にいる人
今の子どもの姿
今のわたし
を見る余裕がなくなってきます・・

前はこうだった
私はこうしてきた
普通はこうだ

フィルター越しの自分ばかりを
見てしまいがち・・

だから苦しくなるのは
間違ってはいけないことでなく
間違えた自分を許せないこと
だったりするのです。

正しさを手放しましょう!
なんて言われても難しくって
余計に反発したくなることにもなりかねません。

正しさというのが
今までのあなたを支えてきた
守ってきたものでもあったりするのですから。

大変な子育てを乗り越えるため
終わりの見えない介護を続けるため
仕事で責任を果たすため
大切な人を守るため
自分を保つため

あなたなりに
必要だった考えかもしれません。

あの頃の私は間違っていた
なんて責める必要もなく

でも、もし今日。
新しい考えに出会えたのなら!

もし今日
そんな見方もあるんだ!
そう思えたのなら。

それは
過去の自分を否定することではなく
人生の物語に
新しい1ページを加えること。

これまでのことに
過去が間違いだった
と書き換えるものでも
過去の自分を否定するものでもなく。

その時
その時の自分は
その時に持っていた知識や経験の中で

一生懸命考え
一生懸命生きてきたのだということ。

今の自分だから見える景色
今だから気づける意味
それを付け加えていけばいい。

そうすれば
過去は失敗ではなく
これからの自分を支える土台へと変わっていきます。

私は今
人生の物語を読み解く時間を
お届けする1day講座を準備しています。

新しい自分に変わる!とかでなく
これまでの私を力にして
これからの私を選ぶ。

自分のためだけでなく
人に寄り添う在り方にも
影響してくるからです。

こわばりが緩まる
こだわりが緩まることで
癒しにもつながっていきます。

思考・考え方という
【こだわり】を緩める癒しアプローチとしても
この1day講座を考えています。

こちらは
8月半ばごろ新企画ですので
モニター価格でご案内しますね。

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