見守りたいのに口を出してしまう本当の理由

子どものこと
親のこと
パートナーのこと
大切な人のことほど私たちは心配になりますよね。
大丈夫かな・・
ちゃんとやれるかな・・
困らないかな・・
傷つかないかな・・
そんな気持ちになったりしますよね。。
本当は信じたいんです!
応援したいんです!
見守りたいんです!
だけど気づくと
「本当に大丈夫??」
「ちゃんと考えてるの?」
「それでホントにいいの?」
な~んて言葉が口から出ちゃってる・・(-_-;)
あとから
「あーあ、また言っちゃった…」
なんてこともありますよね。
子どもが学校へ行くとき
進路を決めるとき。
就職するとき。
本当は相手を尊重したい。
信じたい。 でも不安・・
そんなご経験
きっと多くの方があるのではないでしょうか。
よく 相手を信じましょう!! と言われます。
でも私は思うんですね。
それが簡単にできたら 苦労しないよねって(笑)
子どもに失敗してほしくない!
親に苦しんでほしくない。
傷ついてほしくない。
だから不安になる。
だから口を出したくなる。
だから先回りしたくなる。
愛情があるからこそ。
責任感があるからこそ。
優しい人だからこそ。
そうなってしまうんだと 私は思います。
じゃあ私たちは本当に
相手を信じていないんでしょうか?
子どもを信じていないのでしょうか?
親を信じていないのでしょうか?
パートナーを信じていないのでしょうか?
私は必ずしもそうではないと思っています。
むしろ反対で
信じたいと思ってる!
応援したいと思ってる!
見守りたいと思っている!
それなのに不安になる・・
その理由の一つに
私たちは相手ではなく
【未来】を見ているからかもしれません。
もし失敗したらどうしよう。
もし傷ついたらどうしよう。
もし後悔したらどうしよう。
もし取り返しがつかなかったらどうしよう・・
まだ起きていない未来を想像して
不安になっているんです。
子どもが 希望する進路を選んだとします。
親としては応援したい!
でも同時に 本当に大丈夫かな・・・
という気持ちも出てきます。
そのときの私たちって
今の子どもを見ているようで
数年後の未来を想像していたりするわけで。。
うまくいかなかったら?
就職できなかったら?
後悔したら?
苦労したら?
そんな未来を頭の中で作り出して
不安になっちゃうのですね。
介護でもそうです。
親が 「まだ一人でやれる」って言う。
でもこちらは心配。
転んだらどうしよう。
ケガをしたらどうしよう。
何かあったらどうしよう。
まだ起きていない未来を想像して
不安になってくる。
だから止めたくなる
管理したくなる。
先回りしたくなる。
うんうん!ってなる方もいますか?
でも、
まだもう一つ奥があります。
それは 自分への不信。
もし子どもが失敗したら?
私は受け止められるんだろうか。
もし親に何かあったら?
私は耐えられるんだろうか。
もし利用者さん、患者さんが苦しんだら?
私は見守れるんだろうか。
冷静に対応できるんだろうか?
本当に怖いのは
相手の失敗そのものではなくって
その出来事が起きたときの
自分かもしれないということ。
私たちは案外 相手を信じられないのではなく
自分を信じられていないことがあります。
自分は大丈夫。
何かあっても乗り越えられる。
その時はその時で考えられる。
そう思えないと
未来はどんどん怖くなります。
そして怖くなるほど
相手をコントロールしたくなります。
相手を変えたくなります。
相手を守ろうとします。
でも不思議なことに
コントロールしようとすればするほど
苦しくなっていくんですよね・・
それは 私たちは相手の人生を
コントロールすることはできないからです。
子どもが何を選ぶか。
親が何を決めるか。
相手がどんな人生を歩むか。
そこは相手の領域なのです。
どれだけ愛情があっても
どれだけ心配しても
私たちには変えられない部分があります。
だから苦しくなる。
じゃあ 信頼とは何でしょう。
信頼とは
失敗しないと信じることでもなく
転ばないと信じることでもなく
間違えないと信じることでもありません。
失敗しても学ぶ力がある。
転んでも立ち上がる力がある。
悩みながらも自分で答えを見つける力がある。
そう信じること。
そしてもう一つ。
自分自身もまた
何かが起きたときに乗り越えていける。
そう信じること。
相手への信頼と 自分への信頼。
その両方があって初めて、
少しずつ見守ることができるのかもしれませんよね。
もし今 誰かのことが
心配でたまらないなら・・
相手を信じられない自分を責める前に
少しだけ自分に聞いてみてください。
私は今、 何を怖がっているんだろう?
私は今、 どんな未来を想像しているんだろう?
そして 私は自分を信じられているだろうか。
そんな問いを持つだけでも
見える景色がちょっと変わるかもしれません。
心配になるのは 愛情があるから。
不安になるのは、 大切だから。
だからまずは そんな自分を責めないでくださいね。
そして心配でいっぱいになるとき
自分の身体にそっと触れてみる。
自分を落ち着かせる。
自分を安心させる。
そんな時間も持ってみてください。
相手を信じる力は
まず自分が安心しているところからです。


こちらのセルフメンテナンスも
ご活用くださいね!

