保育士・介護士|タッチケアが支援の現場で必要とされる理由

目次

保育士・介護士など支援職向けに
受講生さんがタッチケア講座を開催されました!

先日
タッチケア・アドバイザー養成講座を
修了された受講生さんから
保育士さんへ支援職向けの
タッチケア講座の開催報告メッセージを頂きました。

活動の報告を
受講生様から頂くたびに
とても嬉しく感じるのと同時に


今、この学びが求められている理由
を改めて考えさせられます。


養成講座には
保育士さんや介護士さん、相談員、看護職、福祉職。


人を支える仕事をされている方の
ご受講は多いです。

それは決して
「マッサージを覚えたい」
「手技を増やしたい」
そんな理由が目的ではありません。

皆さんが求めているのは、
「相手に安心を届ける関わり方」
なのですよね。

保育士・介護士が抱える本当の課題は「技術」だけではなくコミュニケーション

保育士さんも介護士さんも
毎日たくさんの人と関わっています。

子どもや利用者さん。
保護者やご家族。
職場の同僚。

だから悩みも
「どう関わればいいかわからない」
「関わり方に自信が持てない」
というものがとても多くあります。

  • 保護者との関係づくりが難しい
  • 利用者さんとの距離感に悩む
  • 相手の気持ちを受け止めようとして疲れてしまう
  • 同僚とのコミュニケーションに気を遣う
  • 感情を持ち帰ってしまう

こうした悩みは
どれも人との関わり方が大きく関係しています。

支援職は「感情労働」と言われるお仕事。

知識や技術だけでは
解決できない難しさがあるのです。

支援者のバーンアウト・共感疲労を防ぐために必要なこと

人を支える仕事は
とてもやりがいを感じられる
そういう方も多いことでしょう。

その一方で

真面目な人ほど
責任感が強い人ほど
やさしい人ほど
相手の気持ちを抱え込みやすくなります。

「もっと何かできたんじゃないか」
「私の対応が悪かったのかな」
そんな思いを繰り返し
気づけば心が疲れ切ってしまう。

これは近年
「バーンアウト(燃え尽き症候群)」や
「共感疲労」とも言われ
支援職の大きな課題にもなっています。

実際に
講座生様もこのバーンアウト
共感疲労の経験を持たれ
自分の境界線を見つめなおすために
ご受講くださる方も多いです。

私ももれなく
このバーンアウトを経験しました・・(泣)

必要なのは
もっと頑張ることではなく
支援する人自身が安心できること。

まずそこが
とても大切だと思っています。


「触れる」と「安心を届ける」は違う

保育士さんも介護士さんも
毎日誰かに触れています。

手をつなぐ。
手を添える。
身体を支える。
背中をさする。


触れ方は知っている
そう思われるかもしれません。

でも、
触れることと
安心を届ける触れ方は同じではありません。

同じように肩へ手を添えても
安心できる人もいれば
とても緊張する人もいます。

そこにある違いは
力加減とかだけではなく
支援者自身のあり方です。

相手を尊重する気持ち。
呼吸

距離感

なにより
支援する側の心の状態。意識。

言葉以上に相手へ伝わります。

タッチケアは「信頼関係を築くコミュニケーション」

タッチケアというと
手技やマッサージを
イメージされることがあります。

もちろん技術も大切です。
でも私がお伝えしているタッチケアは、
技術だけではありません。

目指しているのは
安心できる関係性を育てるコミュニケーション。

触れるを通して
相手を理解すること。
相手を尊重すること。

そして
自分自身の状態にも気づくこと。

この積み重ねが
子どもとの関係
利用者さんとの関係
保護者との関係
現場での人間関係にもつながっていきます。


支援職のセルフケアは「自分を大切にすること」から始まる

「まず自分を整えること」
を大切にしています。

支援者、人のケアで支える側は
相手を優先することには慣れています。

ですが
自分の疲れや心の状態には
気づきにくいものです。

タッチケアを通して
自分自身の身体に触れ、
呼吸を整え、
心を整える時間を持つ。

その安心感は
自然と相手への関わり方にも表れていきます。

セルフケアは
自分のためだけではありません。

支援を必要としている相手へ
より良い関わりを届けるための大切な土台なのです。

支援者としての在り方を育てる講座へ

受講生さまが支援職の皆さんへ
タッチケアを届けてくださる報告に
いつも嬉しく思います。

タッチケアができる人というより
相手に安心を届けられる支援者
増えたらいいなと思って活動しています。

触れる技術は
そのための一つの方法。

本当に育みたいのは
相手を理解し
信頼関係を築き
そして自分自身も大切にできる
「支援者としての在り方」です。

これからも受講生の皆さんと一緒に
保育・介護・福祉など、
人を支える現場へ
この学びを届けていけたら嬉しく思います。

次回タッチケアアドバイザー養成講座は
2026年11月~開講予定です。



詳細はこちらから

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