「思春期子育て①」世代間、時代背景による影響から見えること

まずは自分を大切にすること、そして
自分の大切な人を大切にしたい方、応援!

タッチケア講師・起業サポート尾崎しのぶです。

目次

「思春期子育て①」
世代間、時代背景による影響から見えること

「学童期~思春期~成人期」
あたりの影響を話す機会も増えました。

「思春期」あたりは
ひとつ、子育ての答えではないですが

自分の子育ての影響が表面化されてくる頃…
親的にも悩みが出てくる頃。

「自分に向き合う時」
「子供と向き合う時」
になったりもします。

今年の冬
公認心理士、精神保健福祉士で
企業から個人のカウンセリングも
たくさんされてる先生のもとに


週1でリアルセミナー、
「聴く・実践」に参加していました。



取り扱う事例が
圧倒的に濃い内容、
圧倒的実践数からなので



「不登校問題」
「認知症・高齢者心理」
「施設利用者さまとの会話」
など、自分もいろいろな現場の中で
リアルに繰り広げられた会話だったので
とにかく学びになることばかりでした。



この先生の講座が
重いテーマを扱う中でも
話がめちゃくちゃ面白い上に
たくさんのリアル経験から教えてくださる、


さらにジャッジしないといいますか
いろいろな側面から話してくださるのが
本当に好きでスッと入り
いろいろ参加しています。



参加されてる方との練習も

訪問・窓口・ボランティアなど
「聴く」ことをされてる方が多く



いろいろな側面からの視点は
自分の視野も広がること
さらには柔軟な考えも持てますものね。
自分の偏りに気づけたりするものです。

セミナーの中でも
「思春期」がテーマになることも多く

興味深く学んでいました。



今は
「思春期がない」
理解ある、いい親が増えている
理解を示そう!いい親になろう!
とする熱心な人も多いため



いろいろな大人の勝手と言いますか(笑)
理不尽さの経験値が乏しいと
社会に出たときに
痛みを抱える子が増え
壁にぶつかる子が増え



思春期より後くらいの年代の
親御さんのご相談件数も
増えていると話されていました。


「思春期」は
「第二次反抗期」とも言われますが


一言で言えば
「親の価値観からの脱却」の時期です。



「自由な子育て」なんて言っても
所詮、
学生の間までって
親の枠の中での「自由度」です。



思春期は
親を悲しませたくない…
といい子でいてあげたいという気持ちと



友人、いろいろな大人を見たり

いろいろな情報に触れて
親という枠の中にいたことに気づき
それを超えていきたい!



こんな葛藤の中にいます。
葛藤のふり幅が個々違いますが。


さて
時代背景からも
移り変わりゆく「子育て」って
面白いなと思います。



私の世代は
「就職氷河期」なんて言われ
親世代は
「団塊世代」です。



高度成長期、

やればやるほど右肩上がり!
の時代を経験してきた親から



私の世代は
全てが競争真っ只中で
「頑張れば夢が叶う」
「競争に打ち勝つ」
とばかりに

努力・根性がよし!とされる時代でした。




ですが
40代後半くらい以降の方は
「バブル崩壊」
「リーマンショック」
「震災」
「感染症」


大きな変化に翻弄されて
今まで培ってきた価値観をぶち壊される
現代の変化に対応できず


そして
「親の意見」が絶対!

とされるような頃

いわゆる価値観が強かったので

思春期に親からの脱却ができず
今でも
生きづらさを感じてる人も多いわけです。




そんな私たちの子供世代は
「ゆとり世代」
「Z世代」
になっていきます。



「ゆとり世代」
「競争しない教育」
いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代

になりますよね。




「自分を優先」する傾向で

イヤならやめればいい。
上を目指さなくてもいい。
プライベート重視
叱られたりする耐性がない

(褒めて伸ばそう!みたいな現代の風潮は
こんな背景からも考えられる)



素直な真面目な子も多い世代とも
言われています。
(※あくまで時代的な傾向です)



「Z世代」とも
重なってきます。



生まれたときからすでに
インターネットやデジタルデバイスが存在しており、
デジタルネイティブであるのが最大の特徴ですね。



オンライン・SNSでの
コミュニケーションも当たり前であり



今後社会に出る子どもたちは
「α世代」と言われます。



「α世代」の子たちが
社会に出るころには



ひとつの会社で勤めあげるという概念は
益々減っていくでしょうし
(終身雇用なんて思わないでしょうね)



「一つだけの選択」
にとらわれず
多様な働き方が
当たり前の状況になっていくのでしょう。

こういう時代的背景だけでみても



当然
「親の生きてきた価値観」が
次の世代の
「子供の価値観」には

合わないことが起こります。




「努力!頑張れ!やりぬけ!」
という教育だった私たちが



「やらなくてもいいよ」
という選択肢を
持つことが理解できなかったりで



親は苦しんだり
そして
子供も親の価値観に
苦しんだりするわけです。



この親子のギャップが大きいと
反抗期も強く出るかもですが



反抗期を迎えられた子は
いい時期に親から脱却をしている訳で




この反抗期をあきらめて
「いい子」におさまり
親の価値観を背負っていくことが
実は一番つらいことになります。



「親子関係がいい」って
仲良しこよしのことではありません。



思春期の反抗期を避けるとか

無理に取り繕うとか



むしろ
「反抗期バンザイ!」と言えれば
いいんですが
まぁ、激しいかもしれませんよね(笑)



思春期・反抗期の時期に
私がまぁまぁ穏やかにすごせたのは



「私とは違う価値観を
認めることができてきた」
ということです。



とはいえ、
そんなキレイごとはないです(笑)



「親の価値観」は
私にもまだまだありますし

子供たちもまた
「私の価値観」の名残は
当然あることでしょう。

これまた

ゼロにする!みたいな
思考になる方が
疲れてしまうもんです。



こういった
それぞれに経験している世代の
移り変わりを広く見ると


目の前にいる子供の対応も
少し変わってくるかもしれませんね。




そして時代が変われど

乳幼児期の「愛着を育む時期」
どう過ごすかで
学童期・思春期に影響を与えます。



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