環境変化がもたらす不調と「幸せホルモン」の影響
環境変化で「幸せホルモン」の分泌が不足に
春は環境が大きく変化しやすい時期。
子供の進学、進級
職場の異動、転勤、場所の変化、人間関係の変化
生活リズムの変化。
「おめでとう!」
と嬉しい言葉も頂けることが多いこの季節。
ところが
「おめでとう!」と一緒に
背負うプレッシャーもあります。
新しい環境に適応しようとして、
最初は頑張っていたけれど
少しずつ心身ともに疲労し、
エネルギーが持続しなくなり、
やる気が起こらなくなる
といったこともあります。
環境変化には
「幸せホルモン」とも言われるひとつ。
セロトニンの分泌が不足し
セロトニンが不足すると身体的にも精神的にもいろいろと不都合が生じてくるのです。
夜ぐっすりと熟睡できない、
不定愁訴、
うつ状態になる、
イライラする、
キレやすくなる、
便秘や下痢になるなど自律神経も乱れてきます。
不調症状が出たりします。
セロトニンは
生体リズムや神経内分泌、睡眠、体温調節など
にも働きかけるもの。
心身の安定に重要な役割を担っています。
脳内のセロトニンの分泌が
もっとも高くなる幼児期は、
日々の生活リズムが安定して繰り返されることも大事です。
「幸せホルモン」セロトニン
セロトニンの効果
- 安心感が出る
- リラックス
- 気持ちが落ち着く
- 幸福感
- 自律神経バランスが整う
- ストレスの軽減
- 執着が減る
- 体温調整
- 睡眠の質がよくなる
- 痛みの緩和
セロトニン分泌アップする方法
- 日光を浴びる(起床直後から30分以内がよい)
- リズミカルな運動(ウォーキング、ダンス、歌う、食事の時の咀嚼、意識的な呼吸など)
- 感情が動く(感動する映画・ドラマ、きれいな景色などを観る)
- セロトニンの材料になる必須アミノ酸のトリプトファンを食品で摂る(大豆製品、乳製品、ゴマなど)
- 心地よい触れ合い
「幸せホルモン」オキシトシン
さて、「幸せホルモン」には他にもあります。
その一つ、
「オキシトシン」に注目したいのです。
オキシトシンの受容体は
セロトニンの神経細胞にあり、
セロトニン分泌される神経に影響を与えています。
そのため、
オキシトシン分泌アップすることは
セロトニンも活性化するということ。
オキシトシンとセロトニンが
満たされていると
脳疲労症状も減り、気分も安定します。
相互の効果を高め
どちらも十分に分泌されている状態が理想的なのです。
オキシトシンの効果
- 幸福感
- 不安や恐怖の緩和
- 怒りやイライラの感情の緩和で穏やかになる
- 愛情・絆が深くなる
- ストレスの緩和する
- 癒し、リラックス
- 他者への信頼が増す
- 他者への共感が増す
- 社交的になる
- 好奇心が高まる
- 学習意欲、やる気の向上
- 記憶力の向上
- 痛みの緩和
- 自閉症症状改善
- 骨の形成(骨粗しょう症予防)
- 認知症予防
- 免疫力向上
- 感染症予防
- 睡眠の質が良くなる
- 更年期のメンタル不調の緩和
オキシトシン分泌アップする方法
- スキンシップ・タッチケア
- 楽しい家族団らん、会話、電話
- 心地いい肌触りのタオル、布団、衣類
- 好きな音楽
- ワクワクする計画(旅行など)
- ドキドキするドラマ、映画など
- ペットに触れる
- 癒し動画、テレビを見る
タッチケアでオキシトシン・セロトニン分泌アップに!
タッチケア(スキンシップ)は
オキシトシン分泌に一番効果的と言われています。
そして
オキシトシンだけでなく
セロトニンの分泌も高まることで
環境の変化における
ストレス耐性も上がってきます。
たくさん心地よい「ふれあい」
を経験してきた子供は
「ストレスの抵抗力が備わっている」
「ストレスをダイレクトに受けにくい」
といわれるのは
幸せホルモンの影響があるのでしょうね!
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