【13組参加】未就園児・親子ふれあいとママのセルフケア開催レポ

目次

【開催報告】未就園児15組の親子ふれあいタッチケア&ママのセルフタッチ

行政からのご依頼を受けて
未就園児親子を対象にした
タッチケア講座を開催しました。



15組満席のご予約を頂いていましたが
急に冷え込む季節となり
風邪・インフルエンザも流行る季節となり
13組の親子が当日はご参加でした。


参加月齢は
3か月のねんねの赤ちゃんから
3歳のお子さんまで。



親子のふれあい遊び(タッチケア)
ママのセルフタッチケアをさせて頂きました。

【感想紹介】これなら家でできる!やってみたいの声がたくさん!

講座後にいただいた感想には
共通する言葉がいくつもありました。

・日常で取り入れやすい
・隙間時間にできる
・簡単で複雑ではないタッチが助かった
・歌が全部なじみある歌でよかった
・新しい歌は覚えられないけど続けられそう!



覚えなくていい
難しくない
すぐできる!



こういうのがポイントです!

多くのママが
「私にもできそう!」
「これ、家でもやっていきたい!」
「これなら続けられそう!」
と前向きに話してくださいました。


これこそ私が
タッチケアをお伝えするうえで大切にしている部分です。


その場限りでない家庭でも続けやすくする工夫の4つのコツ!

お伝えするうえで
できるだけハードルを下げる工夫は必要です。

① 覚える負担ゼロにする

●ポイント

子育て中のママにとって「覚える」ことは
なかなかの負担になります。


タッチケアの手順・順番・歌・動きを
いちいち思い出す必要が
少ない状態を作ることが大切です。

② 隙間時間でできる工夫

●ポイント

家庭で続かない最大理由は時間が取れない。
続けるためには
これをするための時間を作るから
今この瞬間にできるに変える
こと。

●こんな時に

・寝かしつけ前の1分だけ
・お着替えのついでに背中をなでる
・抱っこの中で肩をトントン
・お風呂の中で
・気持ちが乱れた時に(ママ自身のケア)

●なぜ効果的なのか?

隙間時間で完結すると
今日はできなかった…
そんなママの罪悪感が減ります。

負担ゼロで生活に溶け込めると
続けることを意識しなくても
自然に取り入れやすい状態になる。

③ 歌を外部記憶にする

●ポイント

ママの声でお歌を歌ってあげること、
また少し大きくなったお子さんと一緒に歌うこと。


歌いながらのふれあいは
ママもお子さんも楽しみながらできますね。


ですが、なじみのない新しい歌って
覚えるまでが大変…忘れちゃう。
そうなると、また「できない」


ですが
なじみある歌は言葉以上に
記憶を呼び戻す力があります。

だからお風呂でも寝かしつけでも
いつもよく歌う、聴く歌を歌うだけで
あ、こう触ってたな…と自然に思い出せたりも。



そうすると
歌を歌っているときに
思い出してもらえたり
あの歌でやってあげたいな~
そんな気持ち・意欲もわいてきますね。

④ ママの成功体験を先につくる

タッチケアに限らず、
子育てのケアが家庭で続くかどうかは、
ママ自身が成功体験を感じられるかどうか
それもとっても大事なんですね!


子どもの変化が見えたらやる気が出る
そう思いがちですが実は順番は逆です。


できた!」の実感が、またやりたいにつながる

子育て中のママは日々やることいっぱい!

新しいことを始めたくても億劫になる
初めてもなかなか続かない…
ということもありますよね。

続けたくなるときって
どんなときでしょう?


私にもできた!できそう!と感じたときです。

・子どもがニコッとしてくれご機嫌さん♪
・簡単にできるし覚えられる
・少しの時間なのに気持ちがホッとした

そんな小さな嬉しい!楽しい!できた!が
またやりたいなって気持ちに。

誰かに言われたからやるんじゃなくて、
自分の中から湧いてくるやりたくなる気持ち

はじめはやはり
できた!という手ごたえなんです。

子どもの変化はあとからゆっくり

タッチケアは魔法ではありません。

子どもによって
反応が出るタイミングも
気分も、発達段階も違います。

だから講座時間中に
子どもがうまく乗らないこともある。


その時にママが
「子どもの反応がいまいちだったから続けられない…」
となってしまうのは、とてももったいない(泣)


だからこそ
子どもの反応に頼らない成功体験をつくる必要があります。

ママが落ち着いていることが子どもには一番!


ママが
・余裕がある
・手がやわらかい
・気持ちが安定している

この状態で触れられた時
子どもは安心して受け取りやすくなります。



ママの成功体験は
子どもの変化を生むことにも影響が。

ママが安心 → 子どもも安心
という順番で起きていきます。

タッチケアの家庭定着をつくる

家庭で続くタッチケアには以下の順番があります。

  1. ママが「できた!」を感じる
  2. 続けたいという気持ちが生まれる
  3. 子どもの反応が少しずつ変わる
  4. 行動が自然に習慣化される


これは講座の時間だけでは作れません。
たったの小一時間ですから。


ご家庭での親子時間の方が圧倒的に長いわけですから
ママが良い気持ちで過ごせること
そして
家庭に帰ってから実際に触れる状態。

そんな後押しもママの成功体験。


【課題】子育て講座はなぜ家庭で続かない?

子育て講座の多くはその場限りになりがちです。

理由はシンプル。

・手順が長い
・環境が必要
・道具が要る
・子どもが乗らないと成立しない
・ママが頑張らないとできない



おうちでの再現性が低い設計に
なっているのでよね…


・道具ゼロ
・時間ゼロ
・準備ゼロ
・環境ゼロ
・難易度ゼロ

これらが揃うとママから
「これならできそう!」なんて声が聞こえてきます。

やったほうがいいでは動かない

これは今回に限らずどんな場でも言えること。

それは
やったほうがいいは行動に結びつかない
ということ。

そんな中で子育て中のママは
やることがもう十分すぎるほどあります。


理想的なタッチケアを求めたいかもですが
負担が増える・多すぎるものは続きません。

行動が生まれるのは
できる→やりたいに変わる瞬間
ここ!

タッチケアでは
テクニックだけではなく関係の質
そんなところに働きかけることも大切だと感じています。


家庭の中でふれあいは発揮していきます!


講座は種まき。
家庭での小さな実践が育つ時間。
ご家庭の中でふれあいが根付く。


そんなことを今後も
無理なく続くタッチケアで届けていきたいと思います。

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